中国語を勉強し始めた方の最初の目標が中国語検定3級だと思いますが果たしていきなり中検3級を受けるのは無謀なのでしょうか?
中国語検定3級は中国語を勉強している方の最初の通過点だと思います。
3級を合格して中検2級、HSK6級へとステップアップを考えている方も少なくないでしょう。
効率よく短期間で中国語をマスターしていくためにいきなり中国語検定3級は受けるべきなのか。
中検3級のレベルは?
まずはじめに中国語検定のHP上では中国語検定のレベルをこのように定義してます。
私の意見ですが中検4級を受けるぐらいならいきなり中検3級を受けたほうがいいと思います。
中検4級に受かっても履歴書には書かない方がいいレベルなので、試験を受ける労力を考えたら無駄だと思います。4級を受けるだけでその日の半日が潰れるので、それでしたら中検3級の勉強時間に当てた方がよっぽどいいです。
中国語検定3級はある程度の中国語の基礎が必要となってきます。3級という土台がしっかりしてこそ中国語レベルが上がっていきますので中検3級は疎かにはできません。
中検3級で覚えた中国語は日常会話でよく組み込まれて使われてます。
また中検3級で使われている常用語は1000〜2000と書いてありますが実際は日本語と共通して同じ意味の単語が多くあるので実際はもっと楽です。
おすすめは副詞をしっかりマスターすることです。3級でマスターした副詞は今後の中国語学習において非常に役に立ちます。
中国語検定の料金を見てみる
中国語検定の料金を見てみます。
3級は5800円と不合格でもさほど痛くありません。ただ中検2級からは2000円急に上がって7800円となり試験に落ちた場合はかなり痛いです。
検定料金から見ても3級をいきなり受けるのはありだと思います。
自信がなく受かる自信がない場合は3級の場合はとりあえず受けてみろスタンスで行けますが、2級は高いので自信があるなら受けろというスタンスになります。
7800円の中検2級をいきなり受けるのは無謀です。過去問を何度も解いてある程度点数が取れるようになってから中検2級は受けましょう。
中国語検定の合格率
こちらは第102回中国語検定の合格率のデータになります。
中検3級の合格率は50%近い数字となってますのである程度中国語の基礎を学んだ方は当たって砕けて来てもいいかと思います(責任は持てませんが)
基本的に4択問題ですので問題によっては運で当たる可能性もあります。
中検3級の翻訳ができるかで受験を決めるのがいい
102回中国語検定3級の翻訳問題です。
ここが1問あたりの点数配分が最も大きいので落とすと痛く、翻訳問題で1点も取れる自信のない人は中検3級は受けるべきではないです。
分からない場合は完璧に翻訳しようとせずに翻訳して見てください。翻訳問題で多少単語を間違えても減点となるだけで点数は貰えるのでとりあえず書きましょう。
日常会話でよく使う文なので8割方取れると思います。
答えはあえて載せません。
中国語検定の勉強方法
中検の勉強方法でおすすめは
キクタン中国語単語帳でボキャブラリーを増やす
↓
中国語検定過去問をひたすら解く
この方法が最もいいと思います。
キクタン単語帳は検定を抜きに考えてもこれからの中国語学習に非常に役に立つので買っておいて損ではないです。
単語だけでなく単語に関連した例文、さらにはピンインが付いてるので便利です。
中国語検定3級をいきなり受けるのは無謀か?
結論を言いますと中国語検定3級をいきなり受けるのは無謀ではないと思います。
中国語全く勉強したことない方は無謀ですが、ある程度の基礎学習をした方は中検3級を受けてみてください。合格率も高いですし難しい試験ではないので気楽に受けましょう。
中国語検定は年に3回あります。
もし3級にギリギリ合格した方は次の試験に中検2級は受けるの早いです。約3ヶ月の準備期間だけでは中検2級は合格するのは難しいでしょう。
中検3級試験当日にすること
中国語検定はHSK検定と違い問題用紙を持ち帰る事が可能。
また試験を受けた日の夕方には試験の答えが出るので、問題を解く時に時間がある方は問題用紙に記入しておくとあとで自己採点しやすいです。
合格点は試験によって変わりますが基本は65点。自己採点して65点ない方は不合格の可能性があります。