中国語では茶色の事をそのまま「茶色」とは書きません。
もし仮に茶色と言っても中国人はお茶の事を想像するので色は違います。茶色という漢字の中国語は無いけど「奶茶色」という中国語はあります。どんな色の事を指すのでしょうか。
ミルク+茶葉なので答えはミルクティー色になります。中国語の漢字には1つずつしっかりと意味があります。意味を理解して覚えると中国語の上達も早いです。
さて今回は茶色の中国語についてですが、主に覚えるのは2つだけで大丈夫です。
茶色の中国語その1
茶色の中国語は棕色と言います。
棕色Zōngsè
なぜ「棕」という漢字が使われているのかと言うと「棕櫚樹」というヤシの木の幹と色が同じなので棕色とい言います。
MacBookキーボードで「棕色」と入力すると茶色の絵文字が出てきます。
中国人に聞いてみると茶色は一般的には棕色と言いますが茶色の濃さによっては言い方は少し変わるそうです。日本語でもこげ茶とか薄茶とかありますよね?
浅棕→薄い茶色
深棕→濃い茶色
覚えるのが面倒な人はひとまとめにして「棕色」でも大丈夫です。細かい色のイメージを伝えたい時に使います。
茶色の中国語その2
茶色の中国語については他にもあります。
一般的なのは「咖啡色」です。
咖啡色Kāfēisè
ただこの言い方は台湾では一般的ではあるけど中国のほうでは使いません。私は台湾に3年ほど住んでましたが中国語でずっと使ってたのは「咖啡色」の方です。これで覚えたので中国に行った時は困りました。
中国人にもし咖啡色といった場合はコーヒー豆の濃い色の茶色をイメージされると思います。中国人の友達に聞いてみたので間違いないです。
台湾人の友達に聞いてみた
トムとジェリーのネズミの方は何色?と台湾人に聞いてみたところ「咖啡色」と答えてくれました。台湾人では「咖啡色」が茶色の中国語では一般的であることがわかります。
他には言い方あるか聞いてみたら、棕色や褐色など出てきました。
台湾人と中国人はどちらも中国語を使いますが勉強していくと違いが多く見つかります。
まとめ
茶色の中国語の代表的な言い方は中国か台湾で変わります。
台湾人は「咖啡色」という人が多く、中国人は「棕色」という人が多いです。茶色の言い方は他にも土色とか褐色などあります。
台湾人の友達は全部理解できると言っていたので、棕色で覚えるのが1番いいかもしれませんね。ただ珈琲という漢字はイメージにつきやすく覚えやすいです。