中国語の「ありがとう」は「谢谢」なのは日本人みんな知ってると思います。
中国語勉強してない人でも言えると思いますが「谢谢」の返事については言えない人も多いのではないでしょうか?
ありがとうの返事「どういたしまして」を中国語で言える方は少ないと思います。
今回はありがとうと言われた時にしっかりと返事が返せるように
「どういたしまして」の言い方を8つ伝授します。
また台湾人と中国人がよく使う言い方についても一緒に説明していきます。
不客气 どういたしまして
中国語での1番基本のどういたしましては「不客气」です。
読み方は「ブークーチ」です。
この返事をすれば「あっ!丁寧で良い人だな」と必ず思ってもらえます。
大人が子供に感謝の言葉を忘れずにという事を教えてるとき不客气を使ってます。
どういたしましての基本は「不客气」でこれから下で紹介するのは、丁寧度が下がりどちらかというと「いえいえ」ぐらいのニュアンスの中国語になります。
中国語初心者は必ず不客气を覚えましょう。これだけで好印象に思ってもらえます。
别客气 どういたしまして
不客气でももちろんいいですが别客气も使いますね。
同じ意味で「どういたしまして」になります。
哪里哪里 いえいえ
哪里哪里は主に褒められた時に使います。
例えば
中国語上手だねと褒められた場合の返しとして「哪里哪里」が使えます。
ただ私が今まで出会ってきた中国人や台湾人の中でこの表現を使う人は1度もみたことがありません。
もしかしたらネィティブはこの「哪里哪里」をあまり使わないのかもしれません。
不用谢 ありがとうは要らないよ
書いて字のごとく、「ありがとうの言葉は要らないよ」みたいなニュアンスです。
日本語訳するなら「いえいえ」というぐらいのラフなニュアンスです。
友人関係や家族間で使う頻度が高く、ビジネスでは使わない方が良いです
没事 なんでもないよ
没事はとても便利な言葉で私もよく使います。
意味は「なんでもないよ」です。
ありがとうと感謝されたときも使いますが、私は別の使い方をすることが多いです。
例えば好きな人との会話にて
男:今って好きな人いるー?
女:えっ?なんでそんなこと聞くの?
男:いやいやなんでもない→没事没事
主に誤魔化したい時や、なんでもなかったことにしたい時に「没事」は使うことができ、とても便利な中国語です。
どういたしましての意味で使いたい場合はニュアンスはクールなイメージです。気にすんなよ的な感じをイメージしてもらうと分かりやすいかも。
没什么 なんでもないよ
没什么も没事もほとんど同じ意味で使われます。
なんでもないよ!という意味。
不会 いえいえ
台湾人はこれを1番使います。なので簡体字の「不会」ではなく繁体字の「不會」で書きました。
単体で使うこともありますが、重ねて使うときもよくあります→不會不會
わたしも台湾人との会話ではこれをよく使います。
現地の人が使ってるからという理由だけでなく発音が楽なんですよね。とっさに口から出て来やすいので個人的に好きな言葉のひとつです。
中国人にはおそらく「不会」はどういたしましての意味で通じないと思うので注意が必要です。
台湾で不客气を聞いたことがある場面は大人が赤ちゃんに対して言うときです。
日本人もどういたしましてを言うのは子供に対してなんではないでしょうか?
应该的 当然のことです
これを言えたらかなりモテます。
私は恥ずかしくてなかなか使いこなせていません。
意味は「当然のことだよ!やって当たり前だよ!」
友達なんだから手伝うのは当たり前だろ?
だからありがとうなんて言葉は要らないぜみたいな感じです。伝わるかな?
中国のドラマでもよく登場します。
こんな事がとっさに言える器のでかい男になりたいものです。外見が綺麗な方は中身も美しいものです。
また台湾で應該是吧!と言ってしまうと意味は変わってしまうので注意が必要です
「たぶんそうでしょ」の意味になってしまいます。気をつけましょう。
没关系 気にしないで
没关系を覚えておくだけで会話の幅がもっと広がります。
日本語訳で「気にしないで」の意味。
台湾人の会話をよく聞いてると大抵「沒關係」が登場します。
どういたしましての中国語まとめ
私と中国人の友達との微信でのメッセージのやり取りです。
中国人や台湾人にわからないことや相談事あればよく聞きます。そのとき「谢谢」と言うんですが必ず返してくれて、気持ちがいいです。
ありがとうと、どういたしましてはセットで覚えよう。感謝され返事をすることで相手も気持ち良くなれます。