中国語でいただきますとごちそうさまはどう表現するのでしょうか?
今まで台湾と中国に住んだことがありますが(現在中国で留学中)そもそも台湾人と中国人はいただきますを言う文化が無いです。ごちそうさまでしたも言わない。
手を合わせて「いただきます」と言ってる場面は一度も見たことがありません。
日本語を勉強している日本大好きな台湾人や中国人は別ですが彼らにはそんな文化などありません。
さて「いただきます」と「ごちそうさま」の中国語は存在するのでしょうか?
答えはもちろんあります。
どんな風に表現するか見ていきます。
いただきますの中国語について
我要开动了
wǒ yào kāi dòng le
いただきますの中国語は「我要开动了」になります。
日本語のいただきますは中国語訳に完全に当てはまる言葉がないのでこれを使ってます。あくまでも直訳ではありません。
我开动了
日本のアニメの中国語字幕を見ていると「我开动了」を発見することができます。
いただきますの直訳に当てはまる中国語がないので「我开动了」で当てはめるようになったのだと思います。
中国の家での食卓はどんなことを言ってる?
中国の家庭で「我开动了」と言うことは無いに等しいので覚えてもあまり意味のない中国語でもあります。
中国の一般家庭でだいたいお母さんが言うのが「大家慢慢吃」とか「大家吃饭」です。
中国では日本のように食卓マナーはあまりありません。
また台湾では共働きの夫婦が多くみんなでご飯を食べる時間がありません。食を囲って家族でご飯を一緒に食べる機会は日本より少ないです。
それに家で食べるよりも外食のほうが安く済むこともあります。
私は現在中国留学中ですが日本語でそのまま「いただきます」と言ってます。
食に感謝するこの日本の文化は今後も大切にしていきたいと思います。
ごちそうさまでしたの中国語について
我吃饱了
wǒ chī bǎo le
ごちそうさまに相当する中国語は実はありません。
じゃあ何がしっくり来るか考えた時に「お腹いっぱい」の中国語がごちそうさまでしたの中国語に一応当てはめれます。
我吃饱了→お腹いっぱい→「ごちそうさま」の意味になる。
実際に手を合わせて「我吃饱了」と言うことは無いです。
日本のドラマやアニメの字幕として翻訳する場合はこのセリフを使うだけ。
いただきますとごちそうさまの中国語まとめ
いただきますとごちそうさまを言う文化は中国と台湾にはありませんのでそもそも言いません。
それに直訳の中国語は無いので近い中国語を当てはめてます。
我吃饱了はお腹いっぱいの意味ですが日本のアニメの中国語字幕でごちそうさまと使われてます。
今回の中国語はあまり使う頻度はないのでそこまで役に立ちません。