こんにちはしょーたです。
今回は僕がやってる中国語の勉強方法のひとつを紹介したいと思います。
それが「台湾人が使ってる日本語検定の参考書を使って中国語を勉強する」という方法です。
日本へ来る台湾人留学生の増加
文科省の2018年のデータによりますと日本に来る外国人留学生の数で台湾は第5位となってます(1位中国2位ベトナム3位ネパール4位韓国)
最近日本に来る台湾人留学生が増えてる事もあってか書店で中国語で解説された日本語検定の参考書が置かれているのをよく見かけます。
日本語に対して中国語で解説された参考書は台湾人向けに作られていますが逆に私達中国語学習者も使うことができます。
台湾人が使う日本語検定の参考書
台湾人が使う参考書を使っての勉強方法は中国語初心者にはおすすめできません。
台湾人ネィティブは注音(ふりがな)を見ずに中国の漢字を読むことができますのでもちろん参考書には注音やピンインはついてません。私達中国語学習者は最終的にはこのレベルまで達することが目標ですから早いうちからピンインを見ずに読めるようにすることが大切です。
とは言っても中国語は発音が命なので覚えるのは大変です。
日本では繁体字テキストの取り扱いが極端に少ない
台湾では繁体字を使い、中国では簡体字を使ってます。何が違うか簡単にいいますと簡体字はもともとあった繁体字を簡略した漢字になります。なぜこうしたのかは中国人の識字率の低さから識字率を上げるために簡単にしたのだと言われています。
繁体字簡体字ふたつとも勉強したことがあるんですが両者一長一短あるのでどちらを勉強するか難しいと思います。今後デジタル化が進むにあたって文字を書くことに関してそこまで重要ではなくなると個人的には思うので簡体字は楽でいいと思います。
ただ上の画像の「愛」という字を見てもらえたら分かると思うんですが漢字の構成はひとつずつ意味があって成り立ってます。
繁体字の「愛」は「心」という漢字が含まれてますが簡体字には入ってません。こういったことがあるので簡体字は簡略されすぎて漢字の意味のイメージが掴みにくいことがあります。
日本で繁体字のテキスト
もし日本で中国語を勉強したいと思ったとき繁体字の参考書はあまり取り扱ってないので、台湾に行ったときは現地のテキストを一冊でも買っておくことをおすすめします。
また台湾人が勉強する日本語検定の最高ランク「N1」の問題文を見て日本語って難しいんだなあと改めて実感させられます。彼らとの話のタネにもなりますし見ておいて損はないです。
ちなみに僕が持ってる参考書(記事のサムネイル)は日本語検定の文法について全レベルカバーしています。ですので言い換えれば、中国語の文法も勉強できちゃうというわけです。
言語交換などで台湾人と一緒に勉強する機会があるときはこれ一冊でお互い勉強できるので便利です。