日本ではじゃがいもの別名を馬鈴薯(ばれいしょ)と呼びます。18世紀に日本人学者の小野蘭山という方が命名したのが由来ともいわれています。
更には馬に付ける鈴に似ていることから「馬鈴薯」と名付けられたともいいます。
確かに馬の鈴とじゃがいもは似ていますね。
さて私が台湾留学しているとき馬鈴薯という漢字をよく見かけました。馬鈴薯は中国語ではどう読むのかや発音について見て行きたいと思います。
馬鈴薯の中国語について
馬鈴薯とは台湾で使われているじゃがいもの中国語です。
台湾に行くとじゃがいもにちなんだ料理がたくさんあるので夜市に行けば必ず「馬鈴薯」の漢字を見ると思います。それに中国語を勉強していなくても字を見ただけで大体の料理のイメージが簡単にできるのがいいですね台湾留学初期の頃はよく食べてました。
同じ中国語でも中国大陸に行けばまた言い方が変わり「土豆」と呼びます。同じ中国語なんですが国によって呼び方が変わります。
私は中国語を台湾で勉強を始めたので、初めて中国に留学に行った時は「土豆」の意味が分かりませんでした。今でも「じゃがいも=馬鈴薯」が頭から離れないのでたまに馬鈴薯と呼んでます。
台湾 → 馬鈴薯
中国 → 土豆
台湾に住んでいる間一度も土豆という漢字を見たことがありませんし、反対に中国に留学している現在も馬鈴薯を見ないです。
発音について
・馬鈴薯(mǎ líng shǔ)マーリンシュー
・土豆(tǔ dòu )トゥードウ
どちらも日本語訳はじゃがいもです。
もし日本で飲食店を経営していて観光客用に中国語のメニューを作ろうと考えてるならちょっと大変ですね。台湾人観光客が多いなら馬鈴薯と書いて、中国人観光客が多いなら土豆と書いたほうがいいかもしれません。
マクドナルドのポテトの中国語は?
マクドナルドのポテトに関しては台湾と中国ともに同じ中国語の「薯條shǔ tiáo」です。
「薯」の漢字が使われているので、中国では馬鈴薯でも通じるかもしれませんね。ちなみにですがマクドナルドは台湾や中国でも人気のあるファーストフードで愛されています。私も留学中はついつい食べてしまいます。
まとめ
馬鈴薯についてと、じゃがいもの中国語2通りについて見ていきました。
中国語留学する方はしっかり覚えましょう。馬鈴薯は簡体字(中国で使われている字体)で書くと马铃薯となります。中国の南の地方ではこの漢字を見れるかもしれません。
土豆と馬鈴薯を覚えて中国語を勉強していきましょう。