台湾に住んでいると街の移り変わりがとても激しいです。繁盛しているように見えた店も1年後にはどこかへ消えてしまったなんて事がよくあります。5年も続いている飲食店は本当に美味しい店なんだということが分かります。
私がワーホリで台湾に住んいる時(約3年前)の台湾人の最低賃金は当時130元ほどでした。わたしはカフェでバイトしていたので1時間の130元もらってました。130元を日本円にすると約500円です。
台湾は物価が安い国なので食費などは安く済ませることができるのですが、少し贅沢をしたいと思うなら500円ではやっぱり生活は苦しいものです。
台湾人と日本人の仕事の意識の違い
日本人は1つの会社で長く努めてスキルを積むことが美化されていますが台湾ではそんな事はありません。台湾人の心の中では開業して社長になりたいとみんなが考えています。
台湾でひとつの会社に長く勤めても賃金などのメリットは微々たるものです。みなさん働きながら必ず次を考えてます。自国ではダメだと思い外国語(英語、日本語)を勉強する人も多いです。
彼らの政治への意識は私達日本人と違いかなり高いです。生活水準が上がることをみんなが願って、選挙では真剣に考え投票してます。台湾は日本ほどに大きな国ではありません。ですので選挙での自分が投じた1票の重みはかなりの大きなものとなります。
1年後には店が潰れてることが多い
当ブログでは台湾の美味しい店を紹介することはあまりしてません。なぜなら1年後も存在している保証が無いからです。わたしが以前ワーホリで働いてたカフェも今年には閉店するそうです。悲しいですね。当時から働きながらもどうやって経営してんのか疑問符でしたけど、やはり潰れました。
美味しい店を発見しブログで執筆→店潰れる→記事の必要性皆無になる
大体この流れになるのでよっぽど繁盛している店でないと記事は書かないです。
潰れる理由は上手くいき次のステップアップに進んだのか、あるいはその逆で全くだめだったのだと思います。
以前台湾の同僚に一緒にお店をやらないかと誘われたことがありましたが断ったことがあります。台湾に住んでいればこういった話は自然と来ます。私達には日本人というブランドが付いているのでそれをビジネスに活用すれば成功がしやすいです。
忙しかったのでお断りしましたが、経験を積むと言う意味ではやっても良かったかなと思ってます。彼らのチャレンジ精神は見習うべきです。今後ご縁があって忙しくなければ台湾でお店を持つということも考えたいと思ってます。
まとめ
最近日系の飲食店が台湾で急激に増えてます。
彼らは日本で稼いだ大量の資金力があるので台湾で良い立地や条件で店を構える事が多いです。そういた経緯もあり台湾に本来あった店も潰れています。競争に負けたものは生き残れないのです。
台湾で日本食の人気は依然と高いですが、私個人的な考えでは日本に行ってやっと食べれる事に価値があるのでして普段から簡単に食べれてしまったら希少価値がなくなると思います。果たして日系の飲食店も5年後台湾で息をしているのでしょうか。気になるところではあります。