中国で今現在留学中ですが、中国政府のインターネットの規制に関しては本当にめんどくさいです。何がめんどくさいかというと日本語で調べたい物がある時に調べることが出来ない点です。
中国旅行であればSIMカードを事前に購入すれば中国のインターネット規制は避けられます(香港のネット回線を使うため)ただ中国在住者はSIMカードはずっとは使えないので、VPNを使うか、中国の検索エンジンを使うしかありません。
そこで今回は中国で使える検索エンジンを3つ紹介たいと思います。
中国で使える検索エンジン
中国人に使われているインターネット検索エンジンは百度(Baidu)です。
使ってみると分かるんですがすごい使いにくいです。
「上海旅行で行くべき観光地」な感じで検索をかけますと上位4つは広告でした。
パソコンの大きな画面でこれですからスマホで使うと広告なしのところまではかなりスクロールしなければなりません。
逆にグーグル検索で「上海 観光」で調べても広告は1つしかありませんでした。何が言いたいと申しますと中国の検索エンジンはお金さえあればみんなに見てもらうことは簡単で、人を誘導することも楽なのです。
1ページに来る情報は信用度が高いと思って誰でも信じ込んでしまいます。上記の「旅行」などの場合はまだいいですが、仮に病院だったらどうでしょう?お金を払って自分の病院を1番目にさせて誰が喜ぶのですかね。そんなような事件が以前中国でありました。
日本で使われている検索エンジンは中国で使えません。
これら2つの検索エンジンは中国では使えない
グーグル検索
yahoo検索
中国でyahooを使う事に関してはyahooトップページまでは行けます。ヤフーニュースも見れるので中国にいる間日本のニュースはヤフーニュースから調べていました。
なのでVPNを使わない限りは日本語での検索は出来ないし、更にはLINEやTwitterなどのSNSは使えないというわけです。
中国旅行だけならインターネットは問題ない
中国旅行でしたら短い期間なので基本的には困りません。
事前に日本でSIMを購入して中国のネット回線ではなく香港のネット回線を使います。普通にLINEやインスタなども使えます。現地到着してSIM購入すればいいと考えてる方はネット規制されてしまいます。日本でSIMを買っておくのが間違いないです。
百度の他におすすめの検索エンジン2つ
中国で留学や駐在されている方はどうしても中国のインターネットを使わなくてはなりません。そこでおすすめの検索エンジンを2つ紹介します。
神马とMagiの2つです。
どちらも広告にまみれてないので非常に使いやすいです。
神马(シェンマ)
神马は百度の次に中国人に多く使われている検索エンジンです。トップページもスッキリしていて使いやすいです。難点はスマホユーザのみに特化している点です。パソコンでアクセスしても使えません。
なんといっても中国No.1企業「アリババ」が出している企業になります。今後どんどん伸びていく検索エンジンだと思います。
中国検索エンジン界の新星「Magi」
検索してみるとページに信用度が100%表示でされています。それに色での判別で検索結果がわかりやすくなってます。
暗い背景なので、今までの検索エンジンとはまた違った雰囲気になります。個人的には白い背景になれているので違和感があります。今後設定で変えれたらいいですけど。
まとめ
経済発展が急成長で進んでいる中国。今回紹介した検索エンジン以外も今後登場してくるかと思います。今後も中国の検索エンジンについてはウォッチしていきたいと思います。
中国旅行者→日本でSIM購入
中国在住者で中国語が出来ない→VPNを契約
中国語ペラペラ→中国の検索エンジンを利用