ドラマが大ヒットしてることを中国語で「很火」と言います。
今回ご紹介する中国のドラマが都挺好
都挺好の中国語の意味は
- すべて順調である
- 全て悪くない
ドラマを観ているとどこが順調なのかいつも考えさせられますが、タイトルの意味は1話1話観ていくごとに理解が深まっていき、すべてが順調にいくように進んでいきます。
ネタバレは無いので安心して記事を見てください。
ストーリーの登場人物の整理
苏家は5人家族でお母さんが亡くなりお父さんを誰がどう養ってくかが物語の中心となっていきます
2男1女
- 長男の苏明哲は米国で生活をしている
- 次男の苏明成
- 長女の苏明玉
長男と次男は既に結婚してますが長女はまだ結婚してません。
苏家の家族の仲は壊滅状態へと進んでいくんですが、苏明玉と彼氏の石天冬が2人が家族を修正していくことになっていきます。
父の苏大强はワガママ
苏家の父「苏大强」
この人に物語の大半はイライラさせられることが多いです。何か事件や家族の問題が起きる時はお父さんから起因して発生することがほとんど。
そんなイライラのフラストレーションもドラマの終盤で感動の涙へと変わります。
ネタバレになるので言いませんが、家族の関係がどう変わっていくかが注目のポイントです。
次男の苏明成
苏家の次男「苏明成」
家族の中で1番母を溺愛しており母が亡くなった後、父の面倒を見ることになって苏明成の負の部分が現れていく事になっていきます。
苏明成の奥さんの「朱丽」もなんですが都挺好に登場する女性は全員しっかりしてます。男性はクズばかりですが女性は強くたくましいくしっかりと自分の意見を持ってます。
女性はイライラさせられることが多いドラマ都挺好
苏家の長女の苏明玉は子供の頃から親に見放されてました。
食事でも兄弟だけは美味しい物を食べてるのですが苏明玉だけは別の物であったり、行きたい学校はお金が無いといって行かせてもらえず(次男には遊ぶお金はあげるのに)
男児と女児の差別があります。
親の面倒を誰が見るか
もしあなたのお母さんが亡くなって、お父さんだけになったら誰が面倒を見るか兄弟で話し合ったことがありますか?
親の老後の面倒は日本でも大きなテーマとなってます。子供は地元から離れてしまって常に親の近くに居れなく、親に寂しい思いをさせてしまうなど。
中国のドラマを通して文化を学べる
写真にある黒い帯のような物は「考」と呼びます。
家族が亡くなったあと子供や孫たちはこれを1ヶ月付けなくてはいけない中国の伝統的文化があります。
物語のストーリーは家族の母親が亡くなるところからスタートします。1話から、この黒い帯を見ることができます。ドラマから中国の文化が学べるので中国語学習者にとって中国のドラマは最適な学習方法のひとつだと言えます。
都挺好1話
YouTubeでも全話見ることができます。
ドラマの内容はもちろん、個人的にはオープニングの三味線?の音楽が素敵で好きです。何度聞いても聞き入ってしまうメロディーです。
1話と2話は女性の皆さんはかなりイライラさせられるので覚悟して観ることをおすすめします。